第18回 日本精神医学史学会 一般演題の募集
第18回 日本精神医学史学会
一般演題の募集について
演題発表を希望される方は、下記の要領で発表要旨および必要書類をお送りください。
なお、発表要旨原稿は、テンプレートを下記より、MS-Wordファイルをダウンロードしてご活用ください。
発表要旨:
1、A4用紙1枚に、MS-Wordで下記内容を明記し印刷してください。
2、演題名、発表者名(共同発表の場合は発表者の前に〇印をつける)、所属名(共同発表の場合、所属が異なる場合には、発表者名の後に数字を振り、それぞれの所属を記載する)の順にお書きください。
3、発表要旨本文は、10.5ポイント、全角800文字以内におまとめください。
4、一般演題の発表時間は、口演15分、質疑応答5分の合計20分を予定しております。
申込方法:
1、発表要旨原稿
2、本誌に綴じ込みの演題申込書、演題応募受領書、受理通知書に必要事項をご記入のうえ、必ず52円切手をお貼りください。
3、なお発表要旨原稿のデータは、MS-Wordの添付文書にして、第18回大会事務局宛(jshp2014@yahoo.co.jp)にE-mailでお送りください。(従来どおり上記発表要旨原稿のデータを書き込んだCD-ROMをWindowsで開けるようにして、上記1.2.と同封して送付していただいても結構です。)
抄録原稿はこちらのテンプレートをダウンロードしてご利用ください。
→MS-Wordファイル
締 切:2014年7月31日(木)
宛 先:〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
京都大学大学院 人間・環境学研究科 新宮研究室
第18回 日本精神医学史学会事務局(市木 一則)
採 否:一般演題の採否、発表の日時はプログラム委員会で決定します。
抄録集の統一をはかるために、要旨原稿の余白、活字等の体裁を整える場合が
あります、あらかじめご了承ください。
その他:発表者、共同演者ともに本学会の会員に限られます。入会ご希望の方は、下記の
学会事務局へお申し込みください。
◆日本精神医学史学会事務局
〒111-0054 東京都台東区鳥越2-13-8
TEL:03-5809-1933 FAX:03-5820-1898
E-mail:k-abe@lifemedicom.co.jp
ホームページURL:http://jshp.blog20.fc2.com/
- [2014/04/29 08:45]
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第18回 日本精神医学史学会 会告
第18回 日本精神医学史学会
開催のお知らせ
大会長:新宮 一成
会 期:2014年11月8日(土)~ 11月9日(日)
会 場:京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホールⅢ
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 TEL:075-753-2285
大会テーマ:「精神医学にとって歴史とは何か?」
特別講演:
松田 清(京都外国語大学)
「演題 未定」
特別対談:
「精神医学史物語-研究の使命と悦びを新世代に伝える-」
岡田 靖雄(精神科医療史研究会世話人)
松下 正明(東京都健康長寿医療センター)
特別セミナー:
林 拓二(豊里病院付属臨床精神医学研究所)
「演題 未定」
会長講演:
新宮 一成(京都大学大学院)
シンポジウム:
「精神医学にとって歴史とは何か? 」
渡辺 公三(立命館大学)
中村 治(大阪府立大学大学院)
他、シンポジスト未定
参 加 費:
会員 8,000円
非会員 医師 10,000円、医師以外(コメディカルその他) 5,000円
学生 2,000円(非会員は抄録代含む)
懇親会費 5,000円
一般演題募集締切:2014年7月31日(木)
※発表者、共同演者ともに本学会の会員に限られます。
入会ご希望の方は、下記の入会問合せ先へお申し込みください。
第18回 日本精神医学史学会事務局:
京都大学大学院 人間・環境学研究科 新宮研究室
〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
TEL:075-753-2914 FAX:075-753-7857
E-mail:jshp2014@yahoo.co.jp
事務局:市木 一則
会場へのアクセス:
京都大学百周年時計台記念館(http://www.kyoto-u.ac.jp/clocktower/)
をご参照ください。また学会内容詳細は会期が近くなりましたら日本精神医学史学会HP
(http://jshp.blog20.fc2.com/)に掲載予定です。
入会問合せ先:
日本精神医学史学会事務局
〒111-0054 東京都台東区鳥越二丁目13番8号 株式会社ライフメディコム内
TEL:03-5809-1933 FAX:03-5820-1898 E-mail:k-abe@lifemedicom.co.jp
担当者:阿部 一美
- [2014/04/29 08:34]
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第18回日本精神医学史学会 大会長あいさつ
第18回日本精神医学史学会
大会テーマ 「精神医学にとって歴史とは何か?」
開催にあたって
第18回の精神医学史学会は、再び京都での開催となります。
すべての都市は歴史の凝塊であり、たとえば京都という町の土壌には、長い歴史が浸み通っています。しかしこの都市で精神医学に携わるとき、いつもその歴史を意識しながらそうしているとは限りません。精神医学の歴史は、特定の都市の歴史ではない、そう割り切っている自分がいるのに気が付きます。
ところがここで、精神医学のほうには歴史があるのかと問いかけてみると、無歴史主義を特徴としている診断基準が現行の精神医学の標準的な診断基準をなしていることからも分かるように、精神医学の固有の歴史というものはいまだに精神医学自身によって正当化されてはいないのです。現在の科学哲学と言われる学問分野の傾向も、精神医学についてその歴史性を裏付ける原理になってくれるようには見えません。
そして気づいてみれば、精神医学の歴史が危ういものであるかもしれない反面、現代において精神疾患と言われるようになったものには、どう見ても歴史があるのです。なぜなら、その呼び名が変わってきたことにも反映されているように、この精神状態が、自分たちの生きる社会とどのような関係があるか、そしてそれをどのようにして社会の中に位置づけるかということに、社会自身が苦悩していなかった時代はないからです。
ある学問に歴史性がなく、その学問の対象となるものには長い歴史があるのでしょうか? その学問に携わる者も、学問の対象となる精神状態を担った者も、この見かけの相反によって悩まされていないはずはありません。操作的に切り離したとしても、歴史は帰ってきます。
ジルボーグは医学的心理学の歴史を書き、フーコーは狂気の歴史を書きました。その後学問が自らの歴史を否定したということがあったとしても、それは事象そのものから問いを投げかけられるでしょう。フーコーはその著書を書くに当たって、パリという都市に蓄積された膨大な記録を渉猟しています。彼がそこから引き出した結論には異論もあるでしょう。しかしどうやら、精神医学の実践の歴史が、都市の歴史と無関係であると割り切っていることはできないのです。
精神医学に固有の歴史があるとしたら、それはこうして、それぞれの都市や地域が、事象そのものに対して問いを投げかけてきたことによって形成されてきた面があるに違いありません。精神医学に歴史があるとしたら、それはどこから来たものなのか、そして精神医学が科学であることによって、その歴史はどのようなものとして紡がれていくことになったのか、なぜ精神科医は精神医学の歴史を学ぶべきなのか、そうした基本的な展望を、この大会を契機に改めて開くことができれば幸いです。
第18回日本精神医学史学会
大会長 新宮一成
- [2014/04/29 08:17]
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