『精神医学史研究』 Vol.16 no.2 (2012)
2012年10月に発行された、『精神医学史研究』 Vol.16 no.2(2012) の目次をお知らせします。
タイトル 執筆者 頁
巻頭言
精神医学史からみた人間学 濱田秀伯 93
原著論文
京都癲狂院設立目的再考 中村 治 95
精神病者監護法案審議過程における「民法の不備」論の検証 宇都宮みのり 103
佐藤春夫「更生記」における精神分析と精神医学 新田 篤 115
戦前期日本における精神病者の公的監置
―精神病者監護法下の患者処遇― 後藤基行 126
学会ニュース
第16回精神医学史学会開催のお知らせ 134
第17回精神医学史学会開催のお知らせ 136
- [2012/10/26 13:13]
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第16回精神医学史学会の参加ご案内とプログラム
学会の参加ご案内とプログラムをアップしました。
会員でない方も参加できますので、是非お越しください。
<参加ご案内>
・会 期:2012年10月27日(土)・28日(日)
・会 場:京都大学 こころの未来研究センター(会場へのアクセスはこちら)
※こころの未来研究センターはあくまで学会会場ですので、当センターに第16回精神医学史学会に関わる問い合わせをすることはお控えください。詳しくは抄録集をご参照ください。
・受 付:2012年10月27日(土)9時45分より、会場にて受付を行います。その際、名札(兼領収書)をお渡ししますので、会場内では名札をお付け下さい。
・参加費:会員・非会員ともに 8000円
・昼 食:会場には食堂はありません。弁当を若干数販売する予定ですが、会場近くの河原町通り・荒神口界隈にレストランや食堂が数多くあります。また土曜日は、京都大学北部食堂が開いています。
・シンポジウムおよび一般演題発表者の方々へのお知らせ
①発表時間は、一般演題:口演15分・質疑5分、シンポジウム:口演25分です。
②プロジェクターをご利用の方は、Microsoft PowerPointで作成したファイルをUSBフラッシュメモリー(またはCD)に保存し、当日受付までご持参ください。各セッションの30分前までに、動作確認をしていただきます。
・本学会は日本精神神経学会専門医ポイント認定(C群)が受けられます。
・理事会:2012年10月26日(金)19:00-20:30、京都大学こころの未来研究センター3階大会議室。
・編集委員会:2012年10月26日(金)17:30-19:00、京都大学こころの未来研究センター3階大会議室。
・評議員会:2012年10月27日(土)12:10-13:10、京都大学こころの未来研究センター3階中会議室。
・懇親会:2012年10月27日(土)18:30から京都大学芝蘭会館別館内レストランしらん。
(HP: http://brightonhotels.co.jp/kyoto/shiran/)
・総 会:2012年10月28日(日)12:10-12:40、京都大学こころの未来研究センター3階大会議室。
<プログラム>
1日目: 10月27日(土)
・開会の辞 10:30 大会長:多賀 茂
・セッションA 10:40-12:00 座長:松下 正明
A-1 影山 任佐:日本犯罪学会の誕生をめぐって;大正二年(1913年)と杉江薫
A-2 影山 任佐:第二期日本犯罪學會と菊池甚一;「批判犯罪学」的先駆者と強制的断種法反対論
A-3 岡田 靖雄:台北帝国大学精神医学教室発行の『心理と医学』―植民地・占有地における精神的医学的研究(その1)
A-4 小池 清廉:戦争末期及び敗戦直後における一公立精神病院入院者の死亡状況
・セッションB 13:40-14:40 座長:カール・ベッカー
B-1 中村 治:養生所から保養所へ―岩倉大雲寺境内茶屋の呼称変化の背景に見られるもの―
B-2 板原 和子:明治初期の精神障害者処遇の形成過程に関する一考察
B-3 後藤 基行:戦前期日本における精神病床供給体制と精神病者監護法
・特別講演・シンポジウム 14:50-17:40 ピエール・ジャネの思想―その現代的意義
司会:多賀 茂
特別講演:松本 雅彦:ピエール・ジャネ Pierre Janet の思想について
発表:北垣 徹:哲学のなかの精神医学―ジャネの思考の場所
発表:上尾 真道:心理的窮乏―ジャネの精神療法の射程をめぐって―
指定討論:影山 任佐
2日目: 10月28日(日)
・セッションC 9:30-10:50 座長:橋本 明
C-1 森口 眞衣・大宮 司信:初期仏教経典における精神療法的記述
C-2 鈴木 英鷹・本多 義治・武田 一寿:「禅病」の初出と陰陽五行からみた「禅病」の成り立ち
C-3 林 美朗:沢庵和尚の不動智神妙録を読む
C-4 生田 孝:古澤平作の学位論文「精神乖離症性幻視ニ就イテ」(昭和8年)
・セッションD 11:00-12:00 座長:多賀 茂
D-1 幸野 里寿:職業女性における召命―フローレンス・ナイチンゲールと神谷美恵子
D-2 橋本 明:西欧における精神医学史博物館の社会的な役割について
D-3 風野 春樹:精神科薬剤広告の図像学
・セッションE 13:40-14:40 座長:大東 祥孝
E-1 山岸 洋:K. P. Moritz の経験心理学雑誌における精神病記載について
E-2 上尾 真道:精神分析療法への道とWWI―戦争神経症をめぐって―
E-3 髙内 茂・森 隆志:アンリ・エーによる第二次大戦後のフランス、ボンヌヴァル精神科病院の改革
・会長講演・シンポジウム 14:50-17:50 ラボルド再考―精神医療の現状と無意識への配慮
司会:新宮 一成
会長講演:多賀 茂:ラボルド再考―精神医療の現状と無意識への配慮
発表:三脇 康生:フランスの精神医療の変化の特異性とラ・ボルト
発表:松嶋 健:精神医療の医療化と脱医療化―バザーリア法から30余年を経たイタリアの現状から
発表:吉田 尚史:精神科医療施設から地域へ、地域から精神科医療施設へ―精神科救急(日本)と途上国精神保健(カンボジア)の現場より―
・閉会の辞 18:00 新宮 一成
- [2012/10/15 21:18]
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